今やエアコンは、一家に一台ではなく一部屋に一台の時代。エアコンの機能も昔はごくシンプルな冷暖房のみのタイプだったものが、今では「イオン」「プラズマクラスター」「除湿機能」「換気機能」「加湿機能」など、エアコンとしての機能以外に付加価値を付けて開発されています。
さらにここ最近のエアコンは、機械が自動でお掃除をしてくれる「自動掃除機能付きエアコン」をどこのメーカーもこぞって開発、今もなお主力商品として販売されています。
お店に行けば、販売店の店員さんがニッコニコな笑顔でこうささやいてきます。
●ロボットが自動で掃除をするので便利です!
このように自信満々にセールスをされると、本当に凄い能力を持ったエアコンが発売されたんだ!と錯覚してしまいますよね。
しかし本当のところはフィルターを掃除する機能であってその他の内部はまったく掃除をしていないのです。(※1)
購入されたほとんどの方は、
・エアコン内部を丸ごと掃除をしていると思った。
・業者によるメンテナンスは不要だと思った。
その為、エアコンの内部の汚れに驚きこう一言。
掃除機能付きなんて買わなければ良かった
(※1)一部のエアコンには「熱交換器」や「ファン」を自動で掃除をするタイプもあります。
自動掃除機能付きエアコンのデメリット
フィルターだけでも自動で掃除してくれるんだから良いじゃん、って考えも間違いではないですが、デメリットもそれなりに多くあるんですね。買うと損だよって理由がこちらです。
①エアコン本体代が高い
ノーマルエアコンに比べて1,5倍~数倍高くなります。
②業者による掃除代が高い
おおよそ7,000円ほど別途料金がかかります。
③フィルター掃除も不完全
キッチンの近くやタバコを吸うお部屋など、フィルターに油が付着するとまったく汚れは取れません。
③内部にある掃除機(ユニット)そのものが汚れる
例えフィルターをキレイにしてくれても、内部の装置(ユニット)そのものが汚れていきます。2,3年も経つとユニットにホコリやカビがいっぱい付着します。
④複雑な構造なためトラブルが起きやすい
たくさんの部品や配線がエアコン内部に密集しているので不具合が起こりやすい。エラーによって冷暖房運転が動かなることも!
自動掃除機能付きエアコンの内部写真
では実際、自動掃除機能付きエアコンの内部はどのようになっているのか、ご覧いただきたいと思います。
■その1
使用年数3~5年の自動掃除機能付きエアコン



■その2
3年前にダスキンさんでエアコンクリーニング。実質3年使用したエアコン内部です。
<掃除前>






<掃除中>



<掃除後>



エアコンはノーマルタイプをオススメ
自動掃除機能付きエアコンは一般的にフィルターを掃除する機能です。フィルターを掃除する為だけに、高い本体代を支払う必要があるでしょうか?また、長く使い続けようとするならば、定期的に業者によるメンテナンスも必要。その際は別途料金を支払うことになります。そしてさらには従来のノーマルタイプのエアコンよりも多く汚れてしまうという現実・・・。
さて、みなさん、、、ノーマルエアコン、自動掃除機能付きエアコン、どちらを購入しますか?
以上、自動掃除機能付きエアコンについてのお話でした。
緑風舎 MARU
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